元死にかけ30代女子のネガティブループ脱却劇

かたづけをきっかけに死にたいマインドから抜け出した30代女子のブログ

貯金が危ない?!インフレで貯金が目減りする理由

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カジュアル投資家

やみーです。

 

「投資はリスクがあるから

 やっぱり貯金が一番安心」

 

と思っていませんか?

 

貯金が安全資産と言われますが 

実は貯金にもリスクがあります。

 

それは、

インフレリスクです。

 

今回はインフレリスクについて

お話していきます。

 

  

インフレとは

インフレとはインフレーションのことで、

物価が上昇し続けることを言います。

 

基本的にインフレは供給対して需要が高まる

好景気の時に現れます。

 

インフレにもいろいろありますが

イメージでとしては、

 

インフレで物価が上がり

企業の収入が増え

従業員の給与が上がり

個人の収入が増えた分消費に回る

 

という感じです。

 

また、

インフレは

貨幣価値が下がることも意味します。

 

お金の価値が下がるので

価値が下がった分お金を多く払わなければならない

ということです。

  

インフレが加速しすぎるハイパーインフレ

10年程前のことです。

 

ジンバブエという国で使用されている

通貨のジンバブエ・ドルが

ハイパーインフレになりました。

 

札束を抱えて食パン一斤を買う姿を

ニュースで流れていたのを

覚えている人がいるかもしれません。

 

ジンバブエ・ドルは

今は廃止された法定通貨です。 

 

ハイパーインフレの要件の一つは

3年間で累積100%以上の物価上昇がありますが

 

3年で物価が2倍になる

つまりは、 

100円均一が200円均一ということですね。

 

 

ジンバブエ・ドルが発行された当初は

米ドルと同じぐらいの価値だったそうです。

 

しかし、

ジンバブエ・ドルのインフレ率は凄まじく

 

2008年に年間インフレが

2億3100万%

となったそうです。

 

つまりは、

100円均一だったお店が、

1年後2憶3100万均一のお店になってる感じです。

想像できません。 

 

現在のジンバブエでは

米ドルなどの外国通貨が

使用されています。

 

日本のインフレ目標は2%、30年後で物価が2倍に

ジンバブエのようなハイパーインフレは 

日本では起こらないと思いたいですが、

 

インフレは確実に起こっています。

 

今から30年前の

平成元年の郵便の値段は

はがき41円、25g以内定形郵便62円

 

そして令和元年の5月では

はがき62円、25g以内定形郵便82円

 

価格が上がっていることが

わかると思います。

 

もちろん他の物で

もっと価格が上がっているものもあるでしょう。

 

しかし、

日本のインフレ率は

他国に比べかなり低いです。

 

2018年のインフレ率は0.978%となっており、

2024年までの予測はおよそ1~1.5%とされています。

 

ちなみにアメリカのインフレ率は

2018年で2.435%となっています。

参考データ:World Economic Outlook Database April 2019

(Inflation, average consumer pricesから抜粋)

 

 

日本銀行のインフレ目標は2%です。

インフレが2%だとした場合、

30年後には物価が2倍になります。 

 

貯金したお金は額面で管理されるので、

同じ額でも半分の物しか買えません。

 

つまり100万円を持っていたとしたら

現在の50万円の価値になってしまうのです。 

 

では貯金をどうやって守ればいいのでしょうか?

 

お金を貯金という日本円ではなく

他の形で持てばいいのです。

 

つまり日本円ではなく、

他の資産を保有する

ということです。

 

インフレリスク対策としての投資

お金以外の資産としては

不動産、金、株式等の

金融商品が挙げられます。

 

つまり、

投資をすることでリスクを抑える

ということです。

 

 

株式も上がるの?と思うかもしれませんが、

物価が上がることで企業の収益が上がり

株価が上がります。

 

そして、長期的な視点で言うと

世界経済の成長とともに株価が上昇することは

容易に予想されます。

 

IMF(国際通貨基金)のデータによると

世界の経済成長率が過去60年でマイナスになったのは

リーマンショックの2009年のみです。

参照:WEO 改訂見通し 2010年1月 2011年1月

   (クリックするとそれぞれPDFが開きます)

 

また、 目先の経済成長率の予想は

2019年は3.3%、2020年は3.6%

との見通しです。

参照:国際通貨基金 IMF世界経済見通し 減速する経済成長、再加速は不確実

 

 

投資するポイントとして、

個別の商品に偏るとその変動リスクを直接受けてしまうため

分散投資が基本です。

 

分散投資についてはこちらの記事にまとめています。 

www.yamii-san.com

  

最後に

インフレは経済発展には

つきものです。

 

現金で持ち続けることで

結果的に貯金が目減りすることを考えると

 

一部でも投資にお金を回してみては

いかがでしょうか?

 

もちろん投資は自己責任ですので

やるのもやらないのもあなた次第です。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。