元死にかけ30代女子のネガティブループ脱却劇

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まさに諸刃の剣!複利の威力を侮るな

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カジュアル投資家

やみーです。

 

今回は

投資をする上で

必ず味方につけたい

 

複利について

お話します。

 

 

複利と単利

金利の付け方によって

2種類の計算方法があります。 

 

それが、

 

単利と複利です。

 

単利:

元本に対してのみ、利息を計算する方法。

 

複利

元本と元本から発生した利息を合計して、利息を計算する方法。

 

 

 

文字ではわかりにくいので、

単利と複利で実際に計算してみましょう。

 

 

単利と複利のしくみを解説

金利10%だったとして 

100万円を2年間運用した場合を

考えてみました。

※税金は考慮しません。

 

 

単利の場合は

1年目の利息と2年目の利息の金額は同じですので、

毎年100万円の金利10%の10万円をもらいます。

 

つまり

 

  100万円(元本)

+ 10万円(1年目の金利

+ 10万円(2年目の金利

  

2年後の資産合計は120万円になります。

 

 

では、

 

複利の場合は

どうなるでしょうか?

 

1年目の利息は単利と同様の10万円です。

 

2年目は1年目の利息を足した

110万円に10%金利がかかるため、

2年目の利息は11万円になります。

 

つまり、

 

  100万円(元本)

+ 10万円(1年目の金利

+ 11万円(2年目の金利

 

2年後の資産合計は121万円になります。

 

単利よりも1万円増えましたね!

 

 

これが複利です。

 

 

 

借金での複利は地獄

複利はイメージしにくい

かもしれませんが、

 

借金をイメージしてみてください

 

雪だるま式に膨れ上がると

言われたりしますよね。

 

あれは

複利で借金が増えているからです。

 

 

本来であれば

 

出資法及び貸金業法という法律で

複利でお金を貸すことはできませんが、

 

借金の借り換えや

カードローンを別のカードで払う

という行為によって

 

複利と同じことが起きています。

 

最初はちょっと借りるだけのつもりが

気が付けば何百万円の借金・・・。

 

 

最初は少額の借金が

いつの間にか多額の借金になるのです。

 

 

 

でも

 

これが逆だったら・・・

 

 

最初は少額だったのに

 

時間が経つほどに

雪だるま式に資産増える・・・

 

考えるだけてワクワクしますね!

 

 

何年後に2倍になる?72の法則

複利運用で

元本が2倍になる期間を

簡単に計算できる方法があります。

 

それが

72の法則です。

 

  元金が2倍になる年数 = 72 ÷ 利回り(%)

 

利回りとは、投資資金に対する年間利益率を表します。

貯金でいうところの金利と思っていただければ大丈夫です。

 

 

例えば、

6%で運用した場合、

 

72 ÷ 6%利回り ≒ 約12年

 

となります。

 

では、

現在の銀行金利0.01%で

複利運用したら・・・・

 

 

2倍になるのは

7200年後です。

 

7200年後の未来はわかりませんが、

7200年前の日本は縄文時代です。

 

長すぎる・・・。

 

複利パワー恐るべし(20年間の積み立てを試算)

過去記事で銀行金利が6%だったという話をしました。

 

www.yamii-san.com

 

その時は単利で計算しましたが、 

複利金利が6%の場合を比較してみましょう。

 

今回も簡単にするために
下記条件で計算しました。

 

  • 期間は20年
  • 毎年10万円積み立て貯金(合計元本は200万円)
  • 金利は6%とする
  • 単利と複利で計算
  • 複利の最終額は小数点以下切り捨て
  • 税金は考慮しない

 

結果は・・・、

 

単利 3,260,000円( +126万円)

複利 3,899,272円(約+189万円)

 

複利との差は

およそ63万円

 

複利は資産がほぼ倍になっています。

 

 

 

このように、

複利は素晴らしい働きをしてくれます。

 

最後に

複利は敵に回すと

本当に恐ろしいですが、

 

味方につければ

これほど心強いものはありません。

 

 

あなたも、

投資で複利の力を利用しましょう。