元死にかけ30代女子のネガティブループ脱却劇

かたづけをきっかけに死にたいマインドから抜け出した30代女子のブログ

複利の罠。損失を取り戻すためにもリスクを小さくすべき理由

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カジュアル投資家

やみーです。

 

「人類最大の発明は複利である」

 

かの、アインシュタインが残した言葉です。

 

複利は味方につければ

素晴らしい結果をもたらしてくれますが、

 

気を付けなければいけないことがあります。

 

それは、

 

損失が出た時も、

複利の影響が出るということです。

 

 

複利とは

複利というのは、

「元本と元本から発生した利息を合計して、

 利息を計算する方法。」

です。

 

言い換えると

 

元本に利息がつくと、

その合計をまた新しい元本として

利息を計算するということです。

 

複利についてはこちらの記事で詳しく解説しています。 

www.yamii-san.com

 

損失が出ると利益も減る

複利は利益が出た場合だと

とても素晴らしい結果を引き寄せてくれます。

 

しかし、

損失が出た場合

 

損失分につくはずだった利益も

減ることとなります。

 

損失分を取り返すには

損失の利率よりも大きな利率でないと取り返せないのです。

 

具体的に計算してみましょう。

 

損失時の利回りをシミュレーション

元本100万円のものが

1年後20万円の損失だったとしましょう。

 

20万円 ÷ 100万円 = 0.2

 

つまり、

利回りマイナス20%ですね。

 

資産は80万円になってしまいました。

 

ではこの80万円、

 

20万円利益を得て

元の100万円にするためには

 

利回りがいくら必要でしょうか?

 

 

資産は80万円になっていますので、

 

20万円 ÷ 80万円 = 0.25 

 

25%の利回りが必要になります。

 

つまり、

 

損失時の1.25倍のリターンが必要になります。

 

 

5万円の損失ではどうでしょうか?

 

損失時はマイナス5%

取り返すには約5.3%

 

1.06倍のリターンが必要です。

 

 

これがもし、

50万円の損失だったら・・・。

 

損失時はマイナス50%

取り返すには100%

 

つまり、

2倍のリターンが必要になるのです。

 

 

このように、

損失を取り戻すには

 

損失時の利回りよりも

大きな利回りが必要になります。

 

また、

 

損失が大きいと

取り返すためのリターンが

より大きい必要があります。

 

リスクを抑える

損失が大きいものは

リスクを取りすぎています。

 

大きなリターンを求めると

リスクは大きくなり、

 

損失が出た場合

取り返す労力も大きくなります。

 

 

リスクが小さいと

リターンも小さいですが

 

損失が出た時も、

大きなリターンでなくても

取り返すことができます。

 

リスクとリターンの関係については

こちらの記事で解説しています。

 

www.yamii-san.com

  

損失と向き合う

損失が出るのは、

未来を予想できない限り

避けることはできません。

 

 

もちろん世界経済は

成長し続けていきますが、

 

景気の上昇と下降を繰り返しながら

成長していきます。

 

この 

景気の上下の中において

損失が出ることもあります。

 

投資には損失もあることを

無視してはいけません。

 

そのため、

小さなリスクで

損失しても大けがしないように

する必要があるのです。 

 

最後に

投資は

資金管理とメンタルが重要です。

 

大きなリターンを求めると

資金もメンタルも脅かされると

知ってください。

 

そのために、

「小さくはじめる」

ということが大事なのです。

 

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